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社会人4年目の資産形成のお話(後半)

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今回は前回の続き、社会人4年目の資産形成の総まとめ編です。
2個目に挑戦した副業の成功体験や4年目でどこまで資産形成が進んだかを紹介していきます!
社会人4年目の前半についてはこちらで記事にしています。

それでは後半スタートです!

目次

切り抜き動画の投稿を始めたこと

社会人3年目の1月にゲーム配信の副業をはじめ、40万円ほどかけて機材などを準備したものの、1円も稼ぐことなく大失敗した私ですが、11月頃から切り抜き動画の作成を始めました。ゲーム配信のお話はこちらの記事からどうぞ。

切り抜き動画についてですが、そもそも私がゲーム配信を始めるきっかけが、有名配信者さんの配信を良く見ていたため、YouTubeのオススメによく切り抜き動画などが出てきており、興味をもったことが自分もやってみようと思ったきっかけでした。
切り抜き動画作成に必要な機材は大部分が配信機材を流用することができたので、動画編集技術さえ身につければ他の人と同じように切り抜き動画を投稿できる状態でした。

まず最初に行ったことは動画の元となる配信者さんの権利関係の確認や、切り抜き動画作成規約をきちんと読み込みました。
本記事をご覧になった方で切り抜き動画を始めてみようと思った方も権利関係には気をつけてください。切り抜き動画自体が禁止されていたり、企業所属の方の配信などは事前に届け出を出す必要などがあります。しっかりとルールを確認した上で動画の作成と投稿を行いましょう。

規約などを確認し、切り抜き動画作成に問題がないことを確認できたため、まずは無料の動画編集ソフトを使って動画を作り、YouTubeに投稿してみました。最初の動画の結果としては500再生くらいでした。
これを少ないと感じる方もいるかもしれませんが、自身でゲーム配信をやっていた経験からすると最初は10再生もいけば十分という感じだったので、まずまずのスタートを切れたと個人的には思いました。

昼間は会社員、夜は動画編集と配信視聴

切り抜き動画作成を始めた後は昼は会社員として普通に働き、帰宅後に配信を見て面白いと思ったところを切り抜いて動画を作成するという日々を送っていました。
まず目標としていたのはチャンネルの収益化だったため、とにかく1つでも多くの動画を作成しチャンネル登録者数を増やすことでした。(YouTubeの収益化にはいくつか条件があります。現時点の条件はこちら
幸い3本目に作成した切り抜き動画が20万再生と大きく伸びたため、チャンネル登録者数などの条件は早いうちに達成することができました。
そのため、なるべく配信を見る時間と動画編集に時間を割いて、1つでも多く動画投稿をすることができればお金を稼げる状態になりました。

しかしここからが大変でした。
動画作成に時間がかかることに加え、自分の編集技術不足、動画のサムネイルの見やすさや、タイトルを考えることに苦労しました。最初は動画を公開しても1万再生もいかないことが多く、3本目の20万再生は偶然の結果でした。
おそらく動画作成時間と収益を考慮すると時給100円以下だったと思います。

特に苦労した点がいかに他の切り抜き動画作成者と差別化をするかでした。
私が面白いと感じたシーンなどは、他の人の目から見ても面白い場面であり、そこの切り抜き動画を長い時間をかけて投稿した結果、同じ場面の動画を他の人が先に投稿していたなんてことは多くありました。

そこで編集技術の向上や色彩の勉強なども行い、見やすい動画とは何かをひたすら試行錯誤する日々でした。

社会人4年目の切り抜き動画の収益について

そんなわけで会社員として働きながら、日々切り抜き動画を作成する日々でしたが、不思議と嫌になることはありませんでした。稼げる額は少なかったものの、自分でゲーム配信をしていたころと比較すると1円でもお金になっているところが、かなり大きかったと思います。
動画編集技術も少しずつ向上していったこともあり、社会人4年目の切り抜き動画による収益は以下のような感じでした。

  • 11月収益:20,787円
  • 12月収益:98,469円
  • 1月収益:50,028円
  • 2月収益:10,399円
  • 3月収益:32,367円

合計:212,050円

5か月間で21万円の収益を出すことが出来ました!
月によって収益にばらつきがありますが、会社の業務が忙しく動画自体の投稿が出来ていなかったり、動画の出来がイマイチなどで増減していました。

とはいえ21万円を本業とは別で稼ぐことができたのは大きかったです。これもしっかりと投資資金に回し資産運用を行っていきました。
1月から12月の給与以外の所得が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。
私の場合は、11~12月で約12万円でしたのでこの年は確定申告不要でした。

社会人4年目の12月のボーナスについて

すこし時間が戻りますが、12月には会社からボーナスが支給されたため、こちらもしっかりと投資資金などに回しています。
ちなみに支給額は80万円でした。手取りで約60万円ほど、使い道は以下の通りです。

  • 個別株購入:40万円
  • 楽天証券の投資信託:10万円
  • 現金預金:10万円

6月のタイミングでも楽天証券での投資信託の追加購入をしましたが、12月でも同様に追加購入を10万円ほど行いました。
個別株については「楽天G」の株を買いました覚えがあります、なかなかモバイル事業が赤字から回復せず、決算発表で「次の四半期では挽回できます」という三木谷社長の言葉を祈るように買い増した記憶があります。

現金預金も欠かすことなく資金を確保しました。
社会人4年目になると同期が何人か結婚してご祝儀が必要になるなど、急な出費が不意にやってくるので対策資金としても活躍していました。

社会人4年目の最終的な資産状況について

副業の切り抜き動画での収入や12月のボーナス、日々の給与などでの投資を踏まえた社会人4年目(2022年3月)の最終的な総資産をまとめました。
まずは参考として社会人3年目(2021年3月)の資産額がこちら。

社会人3年目(2021年3月)時点
  • 積み立てNISA:130万円(元金113万円、運用益+17万円)
  • 個別株:200万円(イオン、オリックス、銀行2社、すかいらーくHD、JT、ヤマダHDなど)
  • 楽天証券での投資信託:20万円
  • 現金預金:100万円(うち50万円は生活防衛資金

合計:約450万円 

続いて社会人4年目(2022年3月)の資産額がこちら。

社会人4年目(2022年3月)時点
  • 積み立てNISA:180万円(元金153万円、運用益+30万円)
  • 個別株:320万円(イオン、オリックス、銀行2社、すかいらーくHD、JT、楽天など)
  • 楽天証券での投資信託:80万円(20万円+月3万×12カ月+ボーナスの追加投資20万円)
  • 現金預金:120万円(うち50万円は生活防衛資金)

合計:約700万円 +250万円!!

積み立てNISAに関しては限度額40万円分の増加に加え、運用益がしっかりと目に見えて増加するようになったと思います。
前年比は+50万円です。

個別株は2回のボーナスで「MIRATHホールディングス」や「楽天G」などを75万円購入したほかに、毎月の給与収入や副業による収入で、細かい銘柄をいくつか購入し保有していました。個別株だけでみると前年比+120万円になっています。

楽天証券での投資信託の追加購入については、4月に毎月の購入額を3万円に増やしたこと、ボーナスでの追加購入などが影響し、前年比+60万円となっています。

現金預金はご祝儀などの出費や、余剰分資金は極力投資に回すようにしていた1年だったため、+20万円程度に収まっています。
以上を合わせて社会人4年目時点の総資産で700万円前年比+250万円という結果でした。

今振り返ってみて思うこと

2つ目の副業である切り抜き動画作成の成功による収入は大きかったものの、5カ月で20万円の儲けであり、社会人3年目のゲーム配信のための機材投資で40万円かかっているため、トータルコストで未だ20万円マイナスという状況ですね。
しかしながら総資産は700万円に到達し、前年比で250万円の資産増加が達成できています。

これはやはり、会社員としての給与やボーナスをしっかりと投資資金に回すことを続けられていることが大きいと思います。
その根底には毎月の固定費削減などの節約効果があり、副業による収入アップも大事ですが支出を減らすことが1番大切だなと改めて感じました。
資産形成はコツコツと続けていく。これに尽きると思います。

さていよいよ次回からは社会人5年目、資産が1000万円に到達する年のお話を紹介していきます!
今までの記事を読む中で気になったことがある人、切り抜き動画についてもっと知りたいなどありましたら、コメントやお問い合わせフォームからぜひご質問ください‼

それではまた次回、またね。

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