こんにちはセツナです!
10数回にわたって記事にしてきた「新卒貯金0円から5年で1千万円の資産形成」ですが、
いよいよ今回から5年目の1000万円を達成した年について紹介していきます!
もう一度最初から読み返したい方はこちらからどうぞ。
2022年4月の社会人5年目スタート時点の資産状況について
社会人5年目スタート時点の総資産がこちらになります。
- 積み立てNISA:180万円(元金153万円、運用益+30万円)
- 個別株:320万円(イオン、オリックス、銀行2社、すかいらーくHD、JT、楽天など)
- 楽天証券での投資信託:80万円(20万円+月3万×12カ月+ボーナスの追加投資20万円)
- 現金預金:120万円(うち50万円は生活防衛資金)
合計:約700万円
この年で資産1000万円を達成するので、ざっくり1年で300万円を追加資産にしていくことになります。
どのように残り300万円を形成していくのか、これからまとめていきます。
社会人5年目の給与について
まずは会社からの給与についてです。
ベースアップと昇給によって社会人4年目と5年目でこのように変化しました。
- 基本給:25万5千円
- 住宅補助:1万5千円
- 残業代:4~7万円
残業時間:20~30時間 - テレワーク手当:3千円
合計:31~34万円→手取り金額:24万~27万円
- 基本給:27万円
- 住宅補助:1万5千円
- 残業代:5~7万円
残業時間:25~30時間
合計:33~36万円→手取り金額:26万~29万円
基本給は1万円5千円ほど上がりましたが、一方でテレワーク手当がなくなりました。
コロナが落ち着きだした年だったため、オフィス回帰というか出社してコミュニケーション取っていこうみたいな会社としての流れがありました。
残業時間は基本が25時間で長い時は30時間くらいでした。あわせて手取りだと26万~29万円の収入がありました。
社会人5年目の毎月の支出について
- 家賃:7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:1万円
- 交際費:ほぼ0円
- スマホ代:3000円
- 通信費:4千円
- 奨学金返済:1万5千円
- その他雑費:1万円
合計13万円2千円
昨年引越しをしたので、4月時点では4年目と家賃含めて大きく変更はありませんでした。
後述しますが、賃貸契約の関係で年明けの2月頃再度引っ越す必要が出てくるのですが、ここでは置いておきます。
そんなわけで社会人5年目は、収入からの差し引きで毎月13~16万の余剰資金があるという状況でした。
コツコツと資産形成を行う日々
社会人5年目の4月時点で毎月13~16万の余剰資金がある状態だったわけですが、基本的にはコツコツと投資を行っていました。まとめるとこんな感じの内訳です。
- 積み立てNISA:月3万3千円
- 楽天証券:月3万円
- 現金預金:残りの金額
4年目と変わらず積み立てNISAと楽天証券での投資信託の追加購入をひたすら続けていました。
余剰資金の半分を投資に、半分は現金としていつでも使えるような状態で貯蓄していくという感じですね。
ただ現金預金に関しては、ここから固定費以外のお金(服、家電購入、ご祝儀、本など)の購入費などが引かれるので、
実質的な現金預金は月3万~5万円くらいだったと思います。
社会人5年目の6月のボーナスの使い道について
6月のボーナスですが、4年目の12月と同じく80万円でした。手取りにして約60万円ほどになります。
使い道ですが、以下の通りの内訳でした。
- 個別株購入:35万円
- 楽天証券の投資信託:15万円
- 現金預金:10万円
ボーナス支給時の楽天証券での投資信託の追加購入額を10万円から15万円に増やしました。
4月時点で「この1年で資産額1千万に到達できるかも?」と思っていたため、投資に積極的にお金を回しています。
個別株の35万円については次で詳しく紹介します。
楽天Gへの投資を失敗した話
個別株の35万円については「楽天G」の株を引き続き追加購入したのですが、これは失敗でした。
こちらのチャートをご覧になってください。
以前の記事で触れたとおり、社会人4年目(2021年)の6月から「楽天G」の株を買い始めたのですが、
見事に高値掴みスタートを切っており、このボーナスの2022年6月には当初の半値まで下落しています。
そのため今回の購入は成長期待というよりも、購入価額を下げるための追加投資でした。
そしてこれは今振り返ると最悪の決断でした。ご覧の通り24年1月過ぎまで株価が回復することなく、
ずっと評価損を抱えたまま保持することになります。
楽天Gの株価を毎日確認する日々
楽天の株価が大きく下がっていた要因の1つが、モバイル事業の赤字回復が全く見えてこないことでした。
決算発表の度に大きく赤字を出しては、回復する見通しは立っているというコメントが続き、多くの株主の限界を超えたのだと思います。
私は売るタイミングを完全に逃し、6月のボーナスで苦肉の策として買い増しによる購入価額を減らすという手を打ったのですが、気持ちとしてはかなりショックでした。
この時の個別株保有比率としては楽天Gが一番大きく、オリックスなどの他の株が大きく値を上げていたため、トータルではプラマイゼロくらいでしたが、毎日楽天の株価を見ては明日こそ大きく株価回復してくれないかと願う毎日でした。
今振り返ってみて思うこと
楽天Gへの投資は今振り返っても大失敗でした。結果として2024年1月まで株価は回復しないので、21年6月に買ってから2年半もマイナスのまま持ち続けることになります。個別株投資の恐ろしさと分散投資の重要性を学ぶ経験でした。
さて楽天Gはマイナスのまま持ち続けるものの、この社会人5年目の3月にはしっかり資産1000万円まで到達します。
次回の後半では副業である切り抜き動画での収入などに触れ、いよいよ1000万円到達の瞬間までまとめていきたいと思います。正直この副業による収入があったからこそ楽天のマイナスを耐えしのぐことが出来たと思います。
ぜひ楽しみにしてもらえれば嬉しいです。
それではまた次回、またね。