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転職して年収を上げたお話(社会人6年目)

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こんにちはセツナです!
今回は私が社会人6年目に初めて転職した時のお話を紹介していこうと思います。
転職するか悩んでいる方や年収を上げたいと考えている人の参考になれば幸いです!

目次

いつから転職を考え始めたのか

私が社会人1年目に入った会社を転職したいなと考え始めたのは、社会人2年目の2019年の終わりごろだったと思います。
ある程度仕事ができるようになると、会社に対してのモヤモヤをが見えてしまい、悩みを抱えてしまいがちな気がします。
私もその一人で下記のような不満を抱えている状態でした

  • 上司から許可がないと帰れないこと
  • 上司によって人付き合いが制限されていたこと
  • 定時後の15分休憩制度
  • 同期がちょっとずつ辞めていたこと

まず当時の上司とウマが合わないというところが大きかったです。基本的に自分の業務が終わっていても、上司が「終わりにしていいよ」と言わない限り帰れない状態でした。何度か自分の判断で帰るということもしたことはありましたが、
直接注意するでもなく、先輩社員を経由して注意してくる人でした。そんなところがあまり好きではありませんでした。
また上司が嫌いな人とは仲良くしてはいけないという雰囲気があり、私が仲良くしたいとか飲みに行きたい人がいても、その人と私の上司が仲が悪いと飲みに行くことができず、人付き合いも制限されている状態でした。

また定時後に無給の15分休憩時間があり、本来はその時間は仕事をしない、もし働く場合はその分勤怠を付けるという会社の制度があったのですが、私のいた部署では例え働いていても勤怠は付けないという暗黙の了解がありました。
こういったところも労働意欲を失う一因でした。

そして私と同期入社した人たちが、入社後1年も経たないうちにチラホラ辞めているという状況もありました。
同期が辞めた理由はパワハラだったり、過度な残業、過酷なノルマが原因でした。
幸い私はパワハラや過度な残業、ノルマとは無縁でしたが、同期が辞めていくというところも含めて、
「この会社に未来はあるのだろうか」と感じてしまっていました。

コロナでテレワークになり転職を踏みとどまる

このように2019年終わりごろに転職を1度考えたのですが、翌年2020年に新型コロナの影響でテレワークが始まりました。上司の許可がないと業務終了にできないという点は変わりませんでしたが、テレワークなので仕事が終わっている時にまだ許可が出ないときはスマホを見たり、家事をすることができる状態でした。本当は良くないとは思いますが、図太く働いていました。そのためここに関する不満は一度収束しました。
そして人付き合いについても、そもそもコロナの影響で制限されていたので、しょうがないかなと思うようになっていました。

このようにテレワークのおかげで上司と距離をとれたことで、適度に息抜きとガス抜きができ、転職について考えることがなくなりました。

社会人6年目に我慢の限界がきたこと

コロナで転職を一度踏みとどまった私ですが、社会人6年目の2023年4月に不満が爆発してしまいました。
相変わらず上司とは反りが合わないものの、仕事として割り切っていました。そんな中、今までの不満に加えて以下の不満が溜まっていました。

  • 希望する仕事や異動をさせてもらえないこと
  • 上司のマネジメントによりいくつか仕事が無に帰したこと
  • 業務負荷の偏りによる残業時間の増加
  • 業務評価に対する不満

まず希望している仕事や異動をさせてもらえないことについてですが、元々就職活動を行っている時から人事業務や海外に関わる仕事をしたいと考えていたのですが、入社後配属されたのは経理部門でした。それでも何年か仕事を続けていれば異動希望が出せると聞いたため、頑張って働き続けたのですが、ある時上司に「人事に行かれると代わりの人がいなくなるから無理」と言われ、絶望しました。入社時にはあった海外部門も年々縮小していたため、もうこの会社で働き続ける気持ちは持てないと感じました。

上司のマネジメントで仕事が無に帰すこともたくさんありました。無くせば良い業務を自分の責任にしたくないからと辞める決断をせず、手間も時間もかかっていたものがあったのですが、ある時別部署にその業務を移管することになり、私がマニュアル作成をすることになってしまいました。長い時間をかけてマニュアル作成をし引き継いだものの、別部署では無くせば良いという意識が強かったため、引き継いですぐに業務自体が廃止になりました。
私が手間暇をかけて作ったマニュアルの意味とは何だったのかと非常に悲しくなりました。

そんなこともあるため、社会人5年目は自ずと残業時間も増え、自分の好きなゲームもすることができない日々を送っていました。
また私はマニュアル作成をしたり、RPAやマクロを用いて業務効率化を行っているにも関わらず、ボーナスや昇給に関わる業務評価は、他の人と横並びの真ん中の評価しかもらえませんでした。

そうして社会人6年目4月にも異動がなく、再び同じ部署で1か月間過酷な残業と業務負荷の偏りを経験をした時に、ついに我慢の限界を迎えてしまいました。

転職活動について

そんなわけでゴールデンウィーク中に転職サイトに登録し転職活動を始めました。
ちなみにこのタイミングで転職に舵を切れたのは、社会人5年目を終えた段階で既に資産1千万円貯まっていたことが大きかったと思います。
資産1千万円貯めたことについてはこちらで詳しく紹介しています。


転職が上手くいかなくても金銭的な心配を心配しなくて良かった点と、1千万円貯めるという社会人生活の大きな区切りを迎えたことで、「転職するかー」となったような気がします。

転職活動自体については、転職エージェントを何社か登録してエージェントとの面談を何人かと行い、この人は自分の要望とかをしっかり理解して取り組んでくれるなと感じた人と二人三脚で企業探しなどを行いました。
だいたい30社くらい書類選考に応募して、8社くらいが1次面接に進み、最終面接が2社、合格は1社という結果でした。

5月頭に転職活動を開始して最終合格が出たのが6月末だったので、だいたい2カ月くらいかかりました。
期間としては平均的な期間らしいです。働きながら面接などの日程を組む必要があるので、これくらいかかるものらしいです。

本来は2社くらい合格をもらえると比較検討が出来て良いらしいのですが、私の場合は1社だけだったので、合格した企業に行くか転職活動を続けるかの2択でした。結果として少しでも早く転職したいという思いがあったため、この合格した会社に転職することを決めました。

元上司と最後までウマが合わなかった話

転職先が決まった後は引継ぎなどを行わないといけないため、上司に転職することを伝える必要がありました。
新しい会社からは9月の頭から入社して欲しいという要望があったため、6月末に合格した私には2カ月の間に引継ぎを終わらせる必要がありました。

転職することを上司に伝えた時は、信じられないという顔をされました。
「何か不満があったのか?」「転職する前に相談して欲しかった」なんて言われました。理由も聞かれたので、もともと海外に関わる業務がしたかったと無難なことだけ伝えました。
正直なところ「不満の1つが貴方だし、これまで異動したいって相談してました」って言おうかとも思いましたが、残り2カ月働き辛くなるだけでしたので、我慢しました。
そして「周りの人にはまだ転職することは内緒にしておいて欲しい、共有するタイミングは別途指示する」と言われました。

引継ぎ自体もとても苦労しました。担当業務以外にも、自分でRPAやマクロを使って業務効率化を行っていたことを。全てマニュアル作成して残して引き継いで欲しいと言われてしまったためです。
7月と8月頭をフルに使って引き継ぎましたが、引き継ぎ相手もあまり理解できていない感じでした。おそらく今現在はもう私の行った業務効率化は使われていない気がします。

そして引継ぎも無事に終えたのが8月半ばであり、有給休暇が余っていたので少しでも消化させて欲しいと伝えたのですが、「わからないこと出てきたらどうするの?聞く相手いないと困るからダメ」と言われました。
この時ほど転職という決断が間違っていなかったと実感した時はなかったと思います。
そしてこの時にもまだ周囲の人は私が転職するということは知らされていませんでした。

その後なんとか有休を3日だけ消化できることになりました。
そして周囲の人が私が転職することを知ったのは、8月の最終週の月曜日であり、明後日から私は有休消化に入るタイミングでした。周囲の人からは「急だね」とか「お別れ会したかったのに」と残念がってくださる人もいて、不義理なお別れをすることになってしまいました。

こんなこともあり、最後まで元上司とはウマが合わないというか好きになれない関係でした。

転職後の待遇について

転職後の待遇についてですが、業務内容は変わらず経理業務に携わることになりました。人事系の転職先は残念ながら未経験では難しかったです。
年収としては50万円ほど上がることになりました。これは素直に嬉しかったです。

勤務先などは前の職場から少し離れたくらいでしたので、生活にさほど大きな影響はありませんでした。
転職後の詳しいお話はまた別途ご紹介できればと思っています。

まとめ

私の転職活動をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ご質問などありましたらぜひコメントよろしくお願いします。

余談ですが最後にもらった有給休暇の3日間は、これまでのストレスのせいか高熱を出し、寝ているだけのお休みになりました。悲しかったです…。
そして転職後も色々あるのですが、それはまた改めて紹介させていただきます。

転職したことに後悔はありませんが、前の会社の人とはもっと仲良くしたかったなと思います。
最終日にお別れの挨拶をして会社を出る時に、後ろから追いかけてメッセージとちょっとしたお菓子をこっそり渡してくれた隣の部署の人がいました。とても嬉しかった半面、隣の部署に配属されていたら転職せずに仲良く職場生活を送れたのかなと思ってしまいました。
その後連絡を取り合うこともなくなってしまったのですが、元気でいることを願うばかりです。

それではまた次回、またね。

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