こんにちはセツナです!
これまでは社会人になってからの資産形成などを数多く紹介してきましたが、今回は私の大学生時代の就職活動について振り返っていきたいと思います。
新卒入社から5年で1千万を貯めた人がどのような就活をしていたか気になりませんか?
大学4年生が2017年と7年前のことで役に立つか分かりませんが、早速見ていきましょう。
出身大学と専攻や資格について
まずは当時の私のステータス?みたいなものを紹介していこうと思います。
出身大学や学んでいたこと、保有資格についてまとめました。
出身大学
今でもこの言い方するのかは分かりませんが、いわゆる「MARCH」と呼ばれる関東地方にキャンパスを構える私立大学5校、『明治大学』(M)『青山学院大学』(A)『立教大学』(R)『中央大学』(C)『法政大学』(H)。このあたりの出身です。
ちなみに余談ですが、大学受験に失敗したので1浪して入学しました。
学んでいたこと
大学では主に心理学を学んでいました。特に臨床心理学を専門に取り組み、研究していました。
あとは発達心理、犯罪心理、脳科学、認知心理学とかも必修で学びました。
それに付随して統計学なども学びました。データ分析などで必要となるためです。
あとは哲学とかディベートとかの授業は興味があったので必修ではないですが、履修しました。
外国語は英語の他にドイツ語、スペイン語、イタリア語などを学びましたが、英語以外は試験のための勉強というスタンスだったので、簡単な自己紹介くらいしか話せません(笑)。英語は最終的にTOEIC630点くらいのレベルでした。
成績としては心理学系はA評価(A~EでAが一番上)、哲学、ディベート、統計学などもA。ここら辺は好きなことや元々数学や論理的性格が合っていたことが功を奏したと思います。
ただし臨床心理学はCでした。主な専攻で好きな分野でしたが、ゼミの指導教授と水と油がごとく合わなかったです。
外国語関係はB、テストのための勉強しかしてなかったので仕方ないですね。熱意がないことを教授に見抜かれていた気がします。
最終的なGPAは3.29とかだった気がします。GPA最高値が4で平均は2.4~2.8程度らしいので、やや優秀という感じでしょうか。
保有資格
保有していた資格については、前述の「TOEIC630点」「秘書検定2級」「普通自動車免許」くらいです。
秘書検定2級は最低限のビジネスマナーは知っていますよっていう資格とイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
2級では本当の秘書にはなれないです。
普通自動車免許については都会で就職するなら無くてもいい気がします。基本的に営業職とかでも電車移動ですし。
もちろん業界や志望職種で普通車や大型免許が必須という方は別ですけども。
当時保有していた資格で就活で評価されたのはTOEICくらいだと思います。秘書検定はそんなに評価されないです。
就活で評価される資格が欲しいなら、簿記3級とか取得した方が良いです。
インターンシップについて
インターンシップには大学3年生時代に10何社か応募して1社だけ合格?したので、1社だけ参加しました。
製薬会社の大手のインターンシップになぜか参加できたので、3カ月間で約1週間ほどお世話になったと思います。
内容としては会社の理念から自社の強い薬領域、今後の開発目標やビジョンなどを学ばせて頂きました。
感想としてはとにかくしんどかったです。製薬会社なので他の学生は医学部、薬学部、理学部ばかりでしたので、話に入っていくこともできないですし、会社の人とどんな研究しているか話している時なんて蚊帳の外でした。
そして事前知識もないので、薬の成分や効果についての紹介なんて参加者の中で私だけチンプンカンプンだったと思います。
今振り返ると貴重な経験だったと思いますし、あの苦労も楽しかったと思えます。
さて「就活においてそもそもインターンシップは参加した方が良いのか、選考に有利になるか」が
皆さん気になるポイントだと思います。「本インターンシップは採用選考に関係ありません」という文言は誰しもが目にすると思います。
私の結論としては…、会社によるという考えです。
正直私が参加した大手製薬会社は選考に間違いなく関係ありました。書類審査も問題なく通りましたし、面接取りまとめがインターンシップを担当していた方だったので、挨拶した時は「セツナさん頑張ってくださいね!」と名前もしっかり覚えられていました。そして面接の質問内容も大学生活以外の質問に関しては、インターンで学んだことを中心としたテーマについてどう考えるか、というような質問が多かったです。つまりインターン受けた学生にとっては模範解答が教えられているみたいな状態での面接になるわけです。
ちなみに私は不合格でしたが…(笑)。事前知識がなさ過ぎてインターンでやったことが完全に抜け落ちていました。
完全にやらかしましたね。
一方で私が新卒で入社した会社はインターンシップは関係ない会社でした。
いざ会社の内部に入ると会社の紹介や学生取り込みを目的としたものであり、インターンシップは選考に全く関係ないことがはっきりわかりました。学生はお客様として丁重に扱うこと、挨拶はこちらから、などが事前に社内通達されていました。インターンシップの受入部門も何したら良いかわからないということが多く、私も同期の相談にのったことが一度だけあります(経理なのに笑)。なので私が新卒入社した会社はインターンシップは採用選考に関係しないタイプでした。
なので結論、会社によっては採用に関係する可能性もあるので、インターンシップは応募して参加しておく方がお得くらいの意識で良いと思います。
もしかしたら面接で「この質問インターンシップでやったことだ!」って進〇ゼミみたいになることもあり得るので。
就活本番について
いよいよ就活本番ですが、大学3年生の2月頃から本格的に始まったと思います。
特別なことは何もしておらず、就活サイトに登録して応募する企業を探したり、就活イベントなどに参加していました。
志望業界としては「食品」「IT」「メーカー」「製薬・医療機器」の大企業を中心に活動していました。
料理などが好きなので食品業界で働きたいと漠然と考えており、「IT」「メーカー」「製薬・医療機器」については、
これからどんどん成長していく業界と考えたので、長く安定して働けると考えていました。
あとはスマート家電みたいなガジェットも好きなので、このあたりに関わる仕事をしたいなぁと考えていました。
あとはゲームも好きなので「任天堂」や「ソニー」も受けました。
今思うと業界を幅広く選び過ぎていたので、もう少し絞るべきだったかなと思います。
希望職種は営業職か人事を希望していました。心理学をやっていたことから、対人で仕事をする方が向いているかなと考えたためです。
応募企業数としては結果として80~90社くらい応募したと思います。
大体20~30社くらいが適切な数らしいので、適切の3倍ほど応募していました。
これについては正直大失敗だったと思います。明らかにキャパオーバーしていました。
毎日どこかしらのエントリーシートを書いては提出し、面接に進んだ会社があれば面接に出掛けていました。
正直エントリーシートを書く書類審査の段階から企業分析をしっかりと行う必要があると思いますが、応募社数が多すぎるため、良くて1日しか企業分析できない中でエントリーシートをや面接に挑んでいました。時間が足りないため、書類選考で半分近くは落ちたと思います。
当然面接は平日しか受けることが出来ないので、日によっては午前1社、午後2社と1日で3社の面接をこなしている日もありました。もちろん十分な企業分析をする時間もないままでの面接だったので、結果はボロボロでした。
4月末時点で内定は1つも出ないまま70社くらいの選考が終わってしまっていました。
このままではまずいと思い10~20社ほど追加で書類選考から応募をし直すことにしました。
こうなると適正な応募数になるため、企業研究などに時間もとれるようになり、格段に書類通過率が高くなり、面接での受け答えも良くなってきたと思います。
5月末に初めて最終面接まで進んだ会社が出てきて、今までにないほど自己分析と企業研究に時間をかけたました。
書類選考や1次面接、2次面接でどの部分が評価されたのか、最終面接で聞かれそうなこと、企業が求めている人材とは何か。ありとあらゆることを考え最終面接に挑みました。
その結果6月上旬に新卒入社する会社から内定を頂き、就職活動を終えました。いくつか選考が残っている会社がありましたが、内定を頂いた会社が条件や業種的に一番魅力的だったので、残った企業については丁寧に辞退させて頂きました。
改めて振り返るとやはり応募企業が多すぎたと思います。就活は量より質だと今では思います。
企業分析が甘いせいでインターンシップに参加できた大手製薬会社の面接にも失敗しましたし、社会人になって仕事をするようになると、事前準備が出来ているかどうかは、すぐわかることに気づきました。
そして事前準備がしっかりできている人を相手にすると、自然と好印象を抱くことが多いと思います。
余談:学歴フィルターについて
余談ですが、「就職活動において学歴フィルターがあるのか」ということは良く話題になると思います。
※学歴フィルターとは、企業側が応募者の学歴、とくに大学名をもとに選別を行うことです。たとえば「MARCH以上の学歴を持った人を採用する」「日東駒専以下の応募者は選考を通さない」といった具合です。
あくまで私の主観ですが、「学歴フィルターは大企業になればなるほどある」と思います。
新卒入社した会社は大企業(上場会社)でしたが、日東駒専以下の大学出身の方とは出会ったことはありませんでした。
そしてMARCHくらいからが大部分であり、あとはIT関係の会社だったため、○○工科大学のような専門的な大学出身の方が大半でした。
そして転職して現在働いている超大手メーカーでは、かなりの学歴フィルターがあると思います。
冒頭で書きました通り、私はMARCHレベルですが、正直MARCH出身は片手で数えるレベルであり、多くが転職入社した人という印象です。つまるところ前職での経験を評価されての入社であり、新卒入社だと「早慶」レベルや同等クラス以上の国立大学出身者しか採用されていない印象です。
結論として私の経験談からすると、学歴フィルターはあると思います。
まとめ
私の就職活動経験談をまとめて紹介しましたがいかがだったでしょうか。
これから就職活動に挑む方や、就職活動中の方の参考に少しでもなれば良いなと思います。
80~90社くらいの企業を受けた私ですが、もう二度とあの就職活動はやりたくないです。お祈りメールも何度も目にしましたし、中には連絡なしで不合格になっている会社もありました。
当時はとにかく内定が出ないことに日々焦りが募っていきましたし、自分の強みとかがわからなくなったり、社会人に向いていないんじゃないかと思うこともたくさんあり、メンタルにかなりのダメージがあったと思います。
だからこそ内定が初めてもらえた時は、正に心臓が飛び出るほど嬉しかったです。喉くらいまで出てた気がします(笑)
これを読んでいる就活生の人はどんなことがあっても挫けず、頑張って欲しいと思います。
諦めなければきっと最後には報われる瞬間が必ず来ると思います。
何か質問があればいつでも答えるので、気軽にコメントやお問い合わせください!
最後になりますが、この記事を書いてて思ったことは、就職活動でメンタルやられても病気にならなかったのに、
転職してから適応障害になったんだから、日本の企業って根本的に過労体質なんだなって感じました。
私も資産形成のために働きますが、無理のない範囲で頑張ろうと思います!
それではまた次回、またね。